入試の過去問への取り組み方は・・・

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毎年、この時期になると受験生から必ず聞かれる質問があります。
「入試問題は、どの時期からやればいいのか?」
「入試問題集は、どの学校のものを買えばいいのか。」
「第一希望と第二希望、どちらから取り組めばいいのか?」
「入試問題をやる際には、どのようにやればいいのか?」
今日は、この質問の答えについてまとめてみたいと思います。
まず、入試問題をやる時期ですが、可能であれば9月中から取り組みましょう。
1校分だけでも、過去5年分以上はあるわけですから、かなりの分量があります。
今から少しずつ進めていければ、直前の時期に時間の余裕が生まれてきます。
入試問題集は、第一希望、第二希望の学校、余裕があれば第三志望の学校のものを用意しましょう
また、第一希望と第二希望、どちらから始めてもよいと思います。
一般的には、第二希望の方が問題がやさしいことが多いですから、先に第二希望からはじめると自信がついて良いかもしれません。
また、最新年度の1回分は、最後の練習のためにとっておきましょう。
基本的には、古い年度から進めていくのがよいかと思います。
そして、いざ入試問題をやる際には、以下の点を意識すると効果的です。
(1) やる前に「合格最低点」を確認し、各科目と合計点の目標点を決める。
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(2) 全ての科目を、時間をきちんとはかって解く。
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(3) 採点をし、合計点と合格最低点を比べる。
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(4) 不正解の問題の中で、合格最低点に達するために「解くべき」問題と「解くべきではない」問題を見極める。
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(5) (4)で見つかった「解くべき」問題を中心に、復習を何度も繰り返す。
特に重要なプロセスは (4) でしょう。
今、何が弱点なのかを明確に意識し、その弱点を集中的に強化していくことは、実力アップに直結します。
また、本番の入試で「解くべきではない」問題を見極める力を伸ばすことにもつながります。
一番非効率な方法は、「入試問題は全て解けるようにならないと受からない」という間違った強迫観念にとらわれ、実際には合否に関係しなかった問題にかなりの時間を取られてしまうやり方です。
実際に、非常に難しい問題を、解けなくて「悔しい」と感じてこだわってしまい、全然勉強がはかどらない受験生を少なからず見てきました。
また、ご家庭でお父様・お母様からあらゆる問題を解き直すように言われ、いたずらに時間を浪費してしまう受験生も少なからず見てきました。
入試は学校のテストではありません。
「満点」ではなく、いかに「合格点」をとるかが重要なポイントです。
この点は、常に意識しておいてください。
なお、ひのきでは声の教育社から出版されている過去問題集を割引価格で販売しています。
すでに申込書を授業を通じて配布しておりますので、ご希望の方は必要事項を記入の上、ご提出ください。