小5アタックのテストについて

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去る6月12日(日)、第5回月例テストの日。
その日は英検もあり、私は英検担当でバタバタした一日を過ごしていました。
そんな折り、ある小5の女の子から理科の質問を受けました。
次が、その子から質問を受けた問題です。
質問をうけた問題.pdf
この中の、問2(2)の問題。
これは普段授業で使っているテキストの中の問題です。
『小5の問題だから、そんなに意地悪な問題じゃないだろう・・・』
そんな印象を持って問題を考えたのですが、
考えれば考えるほど『簡単じゃない』問題だと感じてきました。
この問題の解き方の一例ですが、
 (a)①と②を比較し『おもりの重さが4(=2×2)倍→振動数が2倍』となることに気づく。
 (b)①のおもりの重さを9(=3×3)倍にし、そのときの振動数を400×3=1200と計算する。
 (c)(b)の結果と④を比較し『げんの太さが2倍→振動数は1/2倍』となることに気づく。
 (d)①と③を比較し『長さが2倍→振動数が1/2倍』となることに気づく。
 (e)問2(2)の状況と、⑤とを比較。
  太さ:0.2mm → 0.4mm 2倍 振動数は1/2倍
  長さ:80cm → 10cm 1/8倍 振動数は8倍
  おもりの数:4個 → 16個 4倍 振動数は2倍
  振動数:100×(1/2)×8×2=800回
・・・大人が考えても「大変だなあ」という問題です。
実は、この問題の類題がテストの最後で出題されました。
子どもたちの答案を採点したところ・・・案の定全滅という結果に。
応用問題の最後で出題されたものですから、解けなくても今は大きな問題はありません。
しかし『中学入試の理科は難しいなあ』としみじみ実感した一件でした。
さて、実際にこのような問題が入試で出題されているのでしょうか。
書棚にあった2010年度入試問題集をぺらぺらとめくって探してみました。
・・・意外にこのテーマで出題をしている学校は非常に少ないです。
なかなか探すのに骨が折れたのですが、ようやく見つけたのが次の問題です。
2010年度田園調布学園中等部入試.pdf
この地区ではおなじみの、田園調布学園中等部の入試で出題された問題です。
実際解いてみたのですが、正直、上の質問された問題より易しかった気が(苦笑)。
もちろん、田園調布はこの地区ではかなりの難関校として知られています。
いやはや、テキストの問題だからと侮る事なかれ。
四谷大塚のテキストは、ときに難関校の入試問題より難しい問題が何気なく掲載されています。
ですので、このテキストを使う際は『それぞれのレベルに応じた』使い方が要求されます。
『やみくもに』問題を解くことが、ときにマイナスに作用することも・・・。
非常に優れたテキストであることは間違いありませんので、
『今、必要な部分は何なのか』それを見極めながら有効に活用したいものですね。
追伸:
上で紹介した田園調布の問題、どこかで見たような気がしてなりませんでした。
ちょっと気になって、今回の小5理科で出題された問題を見てみたのです。
「・・・・・・・・・・・・。」
気になった方は、お手元にある小5理科の最後の問題を確認してみてください。